富士宮市富丘公民館「相続これでOK」講座にて講師を務めました
富士宮市富丘公民館「相続これでOK」講座にて講師を務めました
2013年3月2日
富丘公民館では毎年、相続と遺言に関する講座「相続これでOK」を開催しています。今年から私も講座のうちの一部を担当することになりました。この講座は2月7日、14日、21日、28日の4回に亘って行われ、受講者数は18名でした。
同様の内容の講座が、今年は富士根南公民館でも1月から2月にかけて、先行して開催されました。その結果は、このスタッフダイアリーにて報告済みです。
前半の3回は静岡大学名誉教授の平野先生が担当されました。平野先生は、相続及び遺言に係る具体的な事例を中心にして興味深いお話をされ、受講者が相続に向き合う心得や心構え、対処の仕方などについて解り易く説かれています。
私は2月28日の4回目を担当しました。私の場合は、「相続・遺言の基礎」と「成年後見制度の概要」の二つの題目です。「相続・遺言の基礎」については、平野先生の講習を受け継ぐ形で、相続と遺言のルール全般を網羅する形でルール中心の説明をしました。「成年後見制度の概要」については、まだ一般の方々の認知度が低い成年後見制度に関して、制度の理解促進と活用の方法を中心に説明を行いました。
今回の講習では、成年後見制度の説明を前回から少し変えました。手続の流れを黒板に描いて説明することにしました。黒板に図を描くことで、流れを順を追って説明できますので、受講者の方により分かり易くなったと思います。講習を行っていて毎回感ずることですが、受講者の方は結構成年後見制度にも高い関心を持たれているな、と。「相続・遺言の基礎」の説明を終わり、次に「成年後見制度の概要」の説明に移っても、場がダレることがなく、皆さん真剣な表情で受講されています。もっと工夫して成年後見制度について説明をしていかなければ、と強く思っている次第です。
(所長)