自動車運転代行業の認定申請をしました
令和2年7月末日に、既にサービス業を個人事業として経営されている方から、自動車運転代行業の認定を取りたいと依頼がありました。まだ比較的若いお客様で、事業をさらに広げていきたいとのことでした。
自動車運転代行業の場合は、認定申請に当たり、安全運転管理者を選任する必要があります。申請者等が安全運転管理者の要件を備えているかどうかがポイントになります。過去に自働車の運転の゛管理”に関する経験が2年以上あることが求められます。
お客様については、これまでの事業の内容から、管理の経験年数が2年以上あると判断しました。
尚、管理の経験年数が足りない場合は、予め公安委員会の資格認定を受けなければなりません。
他には、運転代行中に万一事故を起こした場合に備え、損害賠償保険に加入する必要があります。全国運転代行共済協同組合などが利用できます。認定申請の前に加入しておく必要があります。
今回、FM警察署交通課に申請書類一式を持参したところ、たまたま担当者が不在でした。別の方がF警察署交通課から県警本部の交通企画課にその場で申請書類一式をFAXして、交通企画課の係りの方に内容を審査して頂きました。その場で、大丈夫そうとの返答を頂きました。この様な対応をして頂き、本当に嬉しく思いました。
尚、後で担当者の方から、通常は先に安全運転管理者選任届を提出して頂き、この認定が下りた時点で、次に自動車運転代行業の認定申請をして頂くことになります、と説明がありました。
私は今回、安全運転管理者選任届と自動車運転代行業認定申請を同時に提出し、両方受け取って頂きました。そのお陰か、自動車運転代行業の認定証を比較的短時間で頂くことができました。
令和3年3月に、別のお客様の依頼でF警察署交通課で申請手続きを行った際には、先ず安全運転管理者選任届を提出して安全運転管理者証が交付されるまでに約20日、次に自動車運転代行業認定申請を行い認定証が交付されるまでに約1カ月半近くかかりました。時間がかかり、お客様をやきもきさせる結果となりました。
(所長)