令和7年度の富士根南公民館 自主事業講座において「相続・遺言」講習会を4回に分けて行いました。テキストを配布し、スライドを投射して説明するスタイルです。受講者の定員は10名です。
6月3日に第1回目「法定相続」、6月10日に第2回目「遺言相続」、6月17日に第3回目「家族信託及び最近の相続法等の改正内容」、6月24日に「相続税、贈与税、相続時精算課税制度の説明及び活用法」について説明しました。
第3回目の「家族信託」については、信託終了時の残余財産の承継者の指定など、遺言と近い機能を持っていることから、講習内容に加えています。後妻である配偶者の自宅永住を保証する「配偶者居住権」についても、その具体的な規定及び活用方法について説明しました。
第4回目には、相続税が掛かる場合の相続税の総額の算出方法や相続人個々の相続税額の算出方法、今後活用が進むと考えられる「相続時精算課税制度」の活用方法について、力を入れて説明しました。
今回も皆さんとても熱心で、沢山の質問を頂きました。説明する側として、とても有難く思います。
(所長)